のこされた家族が「これでいい」と思うのが一番いい

行動の記録

「おくりびと」の友人

友人に「おくりびと」のお仕事をしているひとがいます。

たくさんの ご家族の思いやお気持ちを尊重しつつ、たくさんの ご家族のカタチを見てこられました。

 

おじいちゃん、おばあちゃんのときは いわゆる 「お葬式の予約」をしていました。

もしかしたら 「お葬式の予約なんて・・・」って思われる方が いらっしゃるかもしれません。

だけど とても大切なことだと わたしは思っていますし、自分のときも 生きているうちに お葬式の予約はしようと思っています。

 

感情がコントロールできない

 

人が亡くなって 一番わからなくて感情が入り混じっているときに 決めなければいけないお葬式ごと。

 

今回 息子の自死によって 突然起こった出来事に 自分の感情のコントロールができず、毎日泣き続け、どう受け止めたらいいのか?受け止めなければ・・・。とか 混在する感情の中 お葬式を決めなければいけませんでした。

 

 

「湯かん」のすすめ

 

おじいちゃん、おばあちゃんのときに オプションでお願いした 「湯灌(ゆかん)の儀式」。

7万円~10万円くらいでしたが これは 個人的に してあげてよかったと思います。

遺された家族にとっても。

家族みんなで 体を少しずつ洗ってあげて、きれいにして旅立ちを見送る。

 

亡くなった人のお顔は 亡くなっているのに ほおに赤みがさして とっても気持ちがよさそう。

すごくすごく良い体験でした。

 

民間の葬儀業者さんを利用する場合は オプションで利用することができると思います。

 

本当は ビルから飛び降りて痛かったであろう息子の体をきれいに洗ってあげたい気持ちもあり、「湯かんの儀式」を取り入れたいと考えていました。洗える部分だけでも きれいにしてあげたいと。

 

でも 残念ながら 市営のお葬式場では 他社の業者さんが出入りすることは不可能で、「湯かん」をしたい場合は 一旦 おうちに連れて帰ってから自宅で行うしか方法はないということでした。

 

自分たちが 亡くなった家族にできること

「おくりびと」をしている友人に相談してみました。

息子が自殺してしまったことも きちんと伝えました。

 

彼が教えてくれた言葉が すごく心に響きました。

 

お葬式には 形式ばったマナーや心持ちがあるように 世の中的には 理解されていますが、

本来のお葬式や こちら側の気持ちの持ち方に ○○であるべき、○○をしてはいけないと言う決まり事はないと 個人的には考えています。

お見送りされる側の方が やってあげたいこと、残してあげたい気持ちを大切にし、これからの時間を過ごしていただければと思います。

いち個人の考え方ですが わたしはすごく共感しました。

 

わたしたちは あえて お葬式に喪服を着ませんでした。

普段着でいつもどおり 息子の旅立ちを見送ってあげたいと思ったからです。

 

冷たくなった息子のお顔に わたしと娘で お化粧をしました。

 

たくさん たくさん 話しかけました。

 

息子は ただ 寝てるだけのように見えました。

もしかしたら 「おかあさん、おはよう」って言ってくるのでは・・・と思うくらい。

 

今 この記事を書いている今日は 息子が亡くなって ちょうど1か月。

亡くなった直後の時のことを思うと 幾分 前を向き始めてるのかなと思う部分もあるけれど、

まだまだ 悲しみの波はやってきます。

 

息子が生きているときには 感じることもなかった 息子と一緒にごはんを食べた場所の愛おしさ、息子の持っていたものの愛おしさ、大切さを今 感じています・・・。

 

「おくりびと」の友人が教えてくれたように わたしたちは息子をたくさん感じるように いろんな形を探して行動していこうと思っています。

 

このサイトを立ち上げたことも そのひとつです。

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